私の世界観

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私の世界観
人生の前半を弁護士、企業家として走り続けた私の世界観は単純であった！人生の一部分である20年間は個人的業績の達成と物質的成功に焦点をおいていました。ビジネス、経営、そして法律はジョージタウン、オックスフォード、バークレイ大学で勉学し、その後テクノロジーの最先端を行く企業と、そそり立つガラス張りのビルの中、一流の法律事務所で働き、成功と達成が私の人生でした。高校の生物学と大学の哲学を完了した頃には、“私は一体どこから来たのだろうか？”“なぜここに存在しているのだろう？”“死んだ後いったいどこに行くのだろう？”と言った人の生涯に絶対欠かせない基本的疑問と“非物質的思考”には全く関心がありませんでした...

自己思考と経験に基づいて築いた世界観から--自分流の哲学を当てはめていました。“唯物主義”“自然主義”“相対主義”“ヒューマニスト”の全部を備えていたので私は快楽主義者であったといえます。事実、自分は人生の成功者でもあり幸福感もありました。ですから奇蹟とか非物質的思考は神学者や哲学者の領域で、“宗教”は人生が上手く行かなくて困っている人達の杖である、だから宗教が私の生活に入ってこなければそれも結香Aと思っていました。

私は日々の行動の基準をこの世の“社会契約論”においていました。それはビジネスにおいて論理を守り、愛情をもって家族をサポートすることを意味しました。豊かな資力と機会が備わっている者は何らかのコミュニティーへの“還元”をする社会的義務があったからです。これは、この世界の合理的な見解であり、私はこの常識の原理を堅く守るために、“絶対的な真理”などといういかなる超自然的な概念や道徳をも必要としませんでした。